行ったことがある国をチェック By WORLD66

世界地図

スポンサーサイト

--年--月--日

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Check


ルワンダ内戦を描く映画「ホテル・ルワンダ」「ルワンダの涙」

2010年02月19日

 「ホテル・ルワンダ」という映画を見ました。ルワンダで実際にあったことを元に作られた同作品に大変刺激を受け、また1994年に起きたジェノサイド(大虐殺)をはじめとするルワンダの歴史に興味を持ったので、「ルワンダの涙」という映画も見ました。

ホテル・ルワンダ
ホテル・ルワンダ
ルワンダの涙
ルワンダの涙


 おおまかなストーリーは似ていて、ルワンダの大統領が乗っていた飛行機が撃墜され(今でも実行者は不明)、それを発端にフツ族の過激派によるツチ族またフツ族穏健派狩りがはじまる中、主人公は避難所でなんとかか弱いツチ族を守ろうと懸命に奮闘するというストーリーです。
 両作品とも、映画・物語として興味深い作品で涙を誘う作品でした。


 でも個人的には両作品に対して少々がっかりしたところがあります。それは両方の作品とも1面的な見かたしかしてないように見受けられたことです。
 両作品を表面的に単純に解釈すると次のように見えます。


・ツチ族
→少数派のか弱い人たち。ジェノサイド(大虐殺)の被害者。

・フツ族(過激派)
→か弱いツチ族を虐殺しようとしている悪の狂人集団。


 確かにジェノサイド(大虐殺)だけ見れば、このような見かたもおそらく事実なのだと思います。
 しかし両作品とも、なぜ多くのフツ族の人たちが過激派となりこんな残虐な行為にをはじめたのかという過程が殆ど描写されず、見事なまでにスッポリ抜け落ちています。
 例えば「ルワンダの涙」では、主人公がフツ族過激派に囲まれる中、主人公の友人のフツ族の男が血みどろのナタを持って集団の中から現れるというシーンがあるのですが、それに対して主人公がショックを受けるという内容に留まっています。
 元々主人公の良き友人であり善良な人間に見えたフツ族の男性を、過激派としてこのよう行為にはしらせたのは何なのか?過去に何があったのか?を描写してフツ族過激派のルーツを表現することができれば、単純な善悪論にならず、ルワンダの歴史をより立体的に描くことができ、物語としても深みのあるものになったのではないかと思います。
 「ホテル・ルワンダ」・「ルワンダの涙」ともにせっかく良作であるのに、両作品において見事なまでにこの部分が描かれていないいのは、何か政治的な意図があるのか?と勘ぐりたくなってしまいます。


参考サイト
隣人による殺戮の悲劇――94年にルワンダで起こった大量虐殺を読み直す


 ただ「ホテル・ルワンダ」・「ルワンダの涙」とも名作映画であることは間違いないので、興味をもった方はご覧になることをおすすめします。


 最後に、ルワンダのジェノサイド(大虐殺)は、わずか15年ほど前に起きた事件で、自分もそれなりの年齢の時に起きた事件にも関わらず、今の今まで自分がこのことを全く知らなかったという事実に愕然として、自分の無知と視野の狭さを実感しました。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Check


カテゴリ : 映画記事のURL コメント (0) トラックバック (0)

コメント

コメントの投稿

サイト管理者にのみ通知する

トラックバックURL

http://worldtravel.blog51.fc2.com/tb.php/132-b89e92d4
プロフィール

Author:みかん
 現在は普通のサラリーマン。今の安定した生活も悪くないですが、経済的自由を手に入れて世界中を旅したい。






ブログ検索
ブログ開始何日からの日数
最新の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
RSSフィード

Appendix


行ったことがある国

リンク
記事ランキング

お勧め旅行系サイト
スカイゲート
 お勧め格安航空券サイト。たまに数千円など物凄い安い航空券があるので暇な時チェックしている。
エクスペディア
 お勧めホテル予約サイト。他のホテル予約サイトと比べて安い。またホテル内写真・動画があるのでホテルの雰囲気がわかりやすい。
スポンサード広告

永年無料 クレジットカードの杜~年会費無料のクレジットカードを紹介・申込み
ブログパーツ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。